毒キノコによる食中毒に注意しましょう!!
秋になると紅葉も美しく、ハイキングなど山へ入る機会が多くなります。
この時期、食用となるキノコ狩りのつもりが、誤って毒キノコを一緒に採ることにより、食中毒が発生します。
県民の皆様は、以下の点に注意して、キノコによる食中毒にご注意願います。
@ キノコは発生時期、発生場所などで形態が異なることも多く、専門家に確実に鑑定された食用キノコ以外は絶対に食べないようにしましょう。 A キノコ狩りでは、有毒キノコが混入しないよう注意しましょう。 B キノコの見分け方のいろいろな言い伝え(柄が縦に裂けるきのこは食べられる。等)や迷信は信じないようにしてください。 C 図鑑の写真や絵にあてはめ、知らないキノコは食べない。勝手な素人鑑定はやめましょう。 D 食用キノコでも生で食べたり、また、古くなり、傷んだものは食べないようにしてください。 E 採取したキノコを、他人に安易にあげたり、もらったりしないようにしましょう。 F 路上で販売しているキノコによる食中毒も発生しているので、確実に鑑定されているものを販売しているお店から購入しましょう。 |
※最近、新潟県及び山形県において急性の脳症を疑う事例が発生しており、これまでに、これらの事例において発症者は腎機能の低下の状態を有し、スギヒラタケの摂取があるとされています。 スギヒラタケは以前から食用キノコとして摂取されており、これまで健康被害の報告もないところですが、腎機能が低下している方への安全性が確認されるまでの間これらの方々はスギヒラタケの摂取を控えるようお願いします。 スギヒラタケについては以下のURLを参考にして下さい。 ↓↓ http://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/sugihira/index.html |
<参考>
兵庫県内における過去5年間でのキノコによる食中毒事例
- ◎平成16年10月:養父市内でのツキヨタケによるもの(1家族2名が発症)
- ◎平成16年10月:養父市内でのツキヨタケによるもの(1家族3名が発症)
- ◎平成15年11月:三田市でのドクツルタケによるもの(1家族2名が発症)
- ◎平成15年10月:美方郡美方町内でのツキヨタケによるもの(1家族3名が発症)
- ◎平成13年11月:美方郡浜坂町内でのツキヨタケによるもの(3家族9名が発症)
- ◎平成13年 9月:宍粟郡千種町内でのクサウラベニタケによるもの(1家族4名が発症)